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【ENDEX】~新型コロナウイルス感染症拡大から1年~ご遺体への対応と「最期のお別れ」を考える。
受講料(事前): ¥0
受講料(当日): ¥0
新型コロナウイルス感染症拡大は、医療だけでなく葬儀、火葬、搬送などに携わる事業者も多くの影響を受けました。
葬儀の現場では1年経った今でも新型コロナ感染症で亡くなった故人とは、顔を見てお別れできない状況は大きく変わっていないのが現状です。
そこで、医療の面から、どんなところに気をつければお別れが可能になるのか、海外の事例も交えながら、日本医師会の総合政策研究機構 対新型コロナウイルス特別医療タスクフォース「ご遺体の搬送・葬儀・火葬の実施マニュアル」支援プロジェクトのメンバーでディスカッションします。


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~新型コロナウイルス感染症拡大から1年~
ご遺体への対応と「最期のお別れ」を考える。

◇開催概要
【開催日】2021年4月5日(月)15:00-17:00(予定)
【開催形態】Zoomウェビナーによるオンライン配信
【受講料】無料

◇登壇者
橋爪謙一郎氏(株式会社ジーエスアイ 代表取締役)
斉藤久子氏(千葉大学大学院医学研究院法医学教室 准教授) 
秋冨慎司氏(防衛省 防衛医科大学校 准教授、医学博士、工学博士)
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橋爪謙一郎氏(株式会社ジーエスアイ 代表取締役)
1967年、北海道千歳市生まれ。1994 年に渡米。ピッツバーグ葬儀科学大学入学。ジョン F .ケネディ大学大学院にて修士号を取得。同時に全米国家資格フューネラルディレクター、カリフォルニア州エンバーマーライセンスを取得し、2001年に帰国。帰国後、(一社)日本遺体衛生保全協会のスーパーバイザーとして、日本人エンバーマーのための養成校と資格認定の立ち上げに力を注ぐ。2004年、(有)ジーエスアイ(現・(株)ジーエスアイ)を設立。ビジネスと遺族支援を融合させることによってグリーフサポートの普及に努める。遺族支援のプロとして「グリーフサポートバディ®」の認定資格を創設し、毎年グリーフサポートに携わるプロを輩出している。


斉藤久子氏(千葉大学大学院医学研究院法医学教室 准教授)
1993 年 3 月: 鹿児島大学歯学部 卒業
1997 年 3 月: 千葉大学大学院医学研究科博士課程(社会医学系法医学) 修了
1997 年 4 月: 千葉大学医学部法医学教室 助手
2006 年 10 月:死体解剖資格(法医解剖)取得
2007 年 4 月: 千葉大学大学院医学研究院法医学教室 助教
2010 年 7 月から 12 月:スウェーデン・カロリンスカ研究所法医学教室に留学
2012 年 4 月: 千葉大学大学院医学研究院法医学教室 准教授
2015 年 10 月から 2021 年 3 月
:JUMP(Japanese Unidentified and Missing Persons Response Team)代表

千葉大学法医解剖における身元不明死体において歯科所見採取及び DNA 型検査の実施。
警察及び海上保安庁の嘱託による歯牙鑑定、裁判所等の嘱託による DNA 型鑑定の実施。
2008 年 4 月より千葉県歯科医師会災害対策警察歯科委員会法医学専門医オブザーバー就
任、2009 年 9 月以降、オブザーバーからアドバイザーに就任、2013 年 4 月より千葉県
歯科医師会警察歯科医会アドバイザー就任。

 
秋冨慎司氏(防衛省 防衛医科大学校 准教授、医学博士、工学博士)
防衛省 防衛医科大学校 准教授。医学博士、工学博士(機械・社会環境システム工学)。専門は救急・集中治療学,危機管理学,社会環境システム工学。2005年4月に起こったJR福知山線脱線事故の時に、現場の医療責任者の解散命令後にも関わらず,救助活動者への安全確保の必要性とまだ生きている人が絶対にいるという信念のもと留まった。解散命令から1時間後に先頭車両に閉じ込められていたクラッシュ症候群になっている傷病者を発見し治療を開始,全員救命することができた。その後,東京大学医学部附属病院の医療責任者として中越沖地震派遣を経験し,2008年には岩手宮城内陸地震の岩手県DMAT統括本部長として現場を指示した。岩手県にて岩手沿岸北部地震およびチリ津波を経験し岩手県庁におけるIncident Command Systemの整備に尽力,2011年の東日本大震災では岩手県災害対策本部の医療班長として活躍。2018年5月、アメリカ大使館の推薦でIVLPを受け、アメリカ国内の危機管理体制について深く学び、その必要性と導入の可能性について考察をしてきた。日本においてアメリカ合衆国のNIMSのような危機管理システムがあれば、多くの命を救えるだけでなく、日米間における調整に関しても貢献できる可能性をあるのではと考察をしている。未来に起こる大規模災害に対して、日本の社会全体に危機管理システムを導入する必要があると考えている。現在、内閣府や総務省の防災関連の委員のみならず、日本医師会の救急災害対策委員会の委員である。また日本医師会総合政策研究機構の客員研究員でもあり、医療従事者のための危機管理の助言も行い、日本の防災に対して貢献をしている。講演回数は年30回以上行っており、行政では内閣官房勉強会や議員へのレクチャーをはじめ各自治体へ,各学会で多数依頼があるが、トヨタ自動車などの各企業への講演も多数こなしている。主な取材として新聞は『ひと(毎日新聞)』など含め数十回,テレビはNHKドキュメンタリーや取材数十回の他に,『夢の扉(TBS 2週連続)』,『Osaka Train Wreck(National Geographic Channel)』,本では『ナインデイズ/岩手県災害対策本部の戦い(幻冬舎)』などの主人公として出演。