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空席あり
【】パブリックのデザイン ―劇場における使いやすさという罠―
種別: 講義
受講料(事前): ¥0
受講料(当日): ¥0
【内容】
公共性、創造と個性を求める劇場だが、定型化しがちなのが劇場建築でもある。歴史を振り返ってみれば、その多様性に劇場の生命があり、建築としての劇場こそパブリックと向き合った場であることを教えられる。音楽を芸術として、教養として聴くことから、音楽家と聴衆が共に作り出す場へと変貌させてくれたベルリン・フィルハーモニーは、まさにその代表格である。それは音楽の場にとどまらない人々の広場としての在りよう、使いやすさだけが建築の基準でないことを教えてくれる。1956年この案が選ばれていなかったら、その後のコンサートホールはどうなっていたことだろう。そうした挑戦を振り返ることで、劇場デザインを考えてみたい。


【講師】
日本大学 理工学部特任教授
本杉 省三 氏

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