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【C-1】【発酵サミット①】時間栄養学と腸内環境の最新研究
種別: 講義
受講料(事前): ¥0
受講料(当日): ¥0
時間栄養学は体内時計と食・栄養の相互作用を明らかにする学問分野であり、食や栄養が体内時計に働きかける方向性と、逆に体内時計が食や栄養の効果に働きかける方向性があります。前者の例として、朝食が末梢時計を朝型にリセットさせる仕組みや、遅い夕食が夜型にリセットさせる仕組みがあります。また、食事内容ではでんぷん質がブドウ糖―インスリン分泌の仕組みを介してリセットされ、水溶性食物繊維も短鎖脂肪酸の産生を通してリセットさせます。

実際、朝型の人は朝食に食物繊維をよく摂っています。後者の例として、朝食の水溶性食物繊維が便秘解消に役立ち、セカンドミール効果を介して昼食・夕食の血糖変化を穏やかにする研究があります。

一方、夕食の食物繊維は短鎖脂肪酸産生で腸内pHを酸性にすることで、カルシウム吸収を促進させる。このように、食物繊維の摂取時間の違いによって、腸内細菌の働きが異なり、機能に差異が生まれる可能性が示唆されました。

今回は、時間栄養学と腸内環境の最新研究について語ります。



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