【内容】

走る、跳ぶ、腕や脚を速く強く動かす。
どの運動にも共通して求められる要素があります。
その様な基本動作からパフォーマンス向上に役立つエクササイズを紹介します。
このエクササイズは「武道空手」の型や基本に含まれる原理をもとにして考案したものです。
誰にでも共通する骨や筋肉の具体的なポイントを示し、動きの変化を体感させやすいものになっています。

そのポイントとは、身体の様々なところに存在する
”軸や支点“です。

「軸や支点」の正しい意識、使い方を覚えることは様々な変化をもたらします。
例えば「姿勢」「バランス」「スピードとキレ」「パワー」「ボディバランス」「ボディコントロール」といった部分の改善、向上に繋がりやすくなります。
これは自ら無意識にブレーキを掛けた状態、いわゆる「リミッター」が解除されることで、苦手だと思い込んでいた動作がやりやすくなり、本来人間が持っている潜在的な能力に対する、気づきを呼び起こすものでもあります。
古来より伝わる琉球古武術や剣術にもみられる原理が、アスリートのパフォーマンス向上だけでなく、一般の方の健康維持にも役立てることを知って頂ければ幸いです。

【セミナーの流れ(60分)】

1. 説明10分
   (武道の動きの原理、運動への応用)
2. 基本動作チェック5分
   (片足立ちバランス、爪先立ちバランス、)
3. 基本エクササイズ30分
   (体幹部の四つ角（肩関節と股関節）をゆるめる、体幹部をゆるめる、ゆがみを取り姿勢を整える、脱力して動ける様にする)
4. 動作チェックとまとめ15分
   (2.に同じ。その他、立ち幅跳びや歩く・走る等、全身運動への応用)

【講師】

「武道空手研究会」主催　きだみのる鍼灸整骨院院長　木田　実 氏